ジバクくん

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  冬休み winter vacation  

ライブ「爆 カイくん おはよー♪」

カイ「どうしたんですか?突然」

爆「うるさい…。もう少し寝かせてくれ…」

ライブ「何言ってるの?もう6時半だよ」

「充分早いわッ!」

カイ「ライブ、爆殿はもう少し寝かせてあげて下さい。

   昨夜遅くまで起きていたようですから」

ライブ「えー?それじゃツマンナイよー♪せっかく雪つもったのにー♪」

爆「雪?」

ライブ「そーだよ♪ホラ一面の銀世界♪」

カイ「うわあ、本当につもってますね」

ライブ「でしょ?でね皆でゴハン食べた後 雪合戦しようと

    思って こうして部屋を訪ねてるの♪」

爆「だったら食堂でさそえば良かっただろうが…」

ライブ「それもそうだね♪で、やらない?」

爆「どうせことわってもムダなんだろう…?」

ライブ「とーぜん♪」

カイ「私もやらなきゃダメなんですか?」

ライブ「うん♪ダメー♪」

爆「じゃあしかたないな。目も覚めたし起きるか…」

カイ「私達は先に食堂に行ってます。爆どのは後から

   来て下さい」

ライブ「二度寝はだめだよー♪」

 

食堂に場面替え

 

ピンク「あっ カイおはよー」

カイ「おはようございますピンクさん。ずい分早いですね」

ピンク「ライブに起こされたのよ。“雪合戦やろーッ”って」

カイ「女子寮の方まで行ったんですか!?」

ライブ「違うよ。ピンクちゃんの部屋にTelしただけ♪」

カイ「なら良かった」

アリババ「あらカイとピンクじゃない。アンタ達もライブに

      起こされたの?」

ピンク「“も”って事はアリババも?」

アリババ「そーよ。突然入ってきて“雪合戦やろーッ”だもん。

     なぐってやろうかと思ったわ」

ライブ「アリババちゃんのパンチぐらいよけれるよー♪」

アリババ「なんかムカつく…」

カイ「まあまあ二人共、さっさと朝食食べてしまいましょう。

   人間空腹だとよけいにイライラするって言うし」

アリババ「そーね」

爆「ずい分集まってるなー」

アリババ「爆ーvおはよー久しぶりねー」

カイ「十時間ぐらいしかわかれてませんけど…」

『ドガッ』

アリババ「カイよけーな事言わないでv」

ピンク「カイ大丈夫?大丈夫だと思うけど…」

カイ「一応…」

ライブ「皆そろったしゴハン食べよっか♪」

 

五人ひたすら食す

 

カイ「ライブ、私達以外はさそっていないのですか?」

ライブ「んーん、他にもハヤテや乱丸も呼んでるよ。

    あと激とかも…」

爆「帰るッ!」

アリババ「どーして?」

爆「“GS”の連中がかかわった事にロクな事はナイッ!」

カイ「言われてみれば…」

ライブ「大丈夫♪ちゃーんと炎先生もさそったから」

ピンク「炎先生もやるのッ!?」(ライブの襟首を掴む)

ライブ「ピンクちゃん…苦しい…」

カイ「ピンクさん、ライブ死にますよ」

ピンク「あッゴメン」

爆「とにかくオレはやらんッ!」(立ち上がって歩き出す)

アリババ「あーッ待ってよー」(爆を追う)

ライブ「行っちゃった…♪」

ピンク「あらめずらしい」

カイ「何がです?」

ピンク「いつもこういう展開になるとデッドが出て来るのに

    今回は来ないから」

ライブ「デッドはまだ寝てるから♪」

カイ「いつまで寝ているつもりなんですか?」

ライブ「さあ♪お昼の十二時くらいかな♪」

二人「……」

 

場面替え 保健室

 

シルバ「……」

デッド「ZZZZZ」

シルバ「デッドッ!保健室を私物化するんじゃないよッ!!!」

デッド「……う…ZZZ」

シルバ「起ッきッろッ!!!!!!」(ちょっとマジギレ)

デッド「………あ…おはようございます……」

シルバ「デッド、一体なんでお前さんが保健室のベッドで

     朝っぱらから寝てんだいッ!?」

デッド「あ…僕の部屋の…ベッド・・・ZZZ

シルバ「……」(キレた)

デッド「ZZZZZ」

シルバ「起きろーッ!!!!!!起きないと

     殺すよーッ!!!???」(肩を持ってゆさぶる)

デッド「……わかりました…起きますよ…グウ…」

シルバ「寝るなーーーーッッッ!!!!!」

デッド「もう起きましたよ…。何の用です…?」(ちょっとネボケ)

シルバ「何の用じゃないよッ!なんでお前さんが

    保健室のベッドで寝てんのか理由を

    聞かせて欲しいんだよッ!!!」

デッド「僕の部屋のベッド…寝苦しいんです…。

    それにちょっと寒いから…少し借りてたんです…」

シルバ「教師の許可なく勝手に借りるなーーーッ!!!」

デッド「現郎さんは良いんですか…?」

シルバ「アイツは特別なんだよッ!」

デッド「…“GS”は得なんですね…」(ボソッと)

シルバ「何か言ったかい?」

デッド「別に何も…」

シルバ「そう言えばお前さんの兄キ“ライブ”とか言ったっけ?

     アイツが“雪合戦やるー♪”とか言って来たよ。

     お前さんはやらないのかい?」

デッド「体力ないですし…。それに寒いのは嫌なんです…」

シルバ「情けないねェ。アタシの若いころなんて

     こんな雪の日は友達皆で遊びまくったものだよ」

デッド「人類の歴史を語られても困りますね…」

シルバ「アタシャまだ百年も生きちゃいないよッ!!!」

デッド「そうですか…」

シルバ「とにかくッ!仕事のジャマだから出でっとくれッ!」

ガラガラピシャッ!

デッド「追い出されてしまいましたね…次はドコで寝ましょう…?」

炎「デッド?何やってんだこんな所で。しかもパジャマで」

デッド「おや炎先生おはようございます。さっきまで保健室で

    寝ていたので…」

炎「何でまた保健室で?」

デッド「一番温かいからです…」

炎「そうか…。そう言えばライブが雪合戦をやらないかって

  言ってきたんだが、オマエはやらないのか?」

デッド「そう言う炎先生は?」

炎「爆がいるらしいからな…。一応やる」

デッド「そうですか…」

炎「じゃあな。そんなカッコであまりウロウロせずに

  部屋に帰れよ」

炎去る…。

デッド「コレは寝ている場合ではありませんね…。

    おもしろい事になって来ました…」

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