ジバクくん「distress」

distress  2

Photo:ゆんPhoto Catalog モドル | トジル | ススム

 ―――あなたを見守り続ける
 ―――ずーっとそのつもりだった
 ―――そのつもりだったのに……





 5の世界・ゴイにあるサンドタウン。
 そこの宿屋の食堂に爆達がいる。何故そこにいるのかというとカメモンドのことでの謝罪とお礼を兼ねてアリババが宿屋の一泊分の代金を払ってくれるということになり現在に至るというわけだ。

「爆ーーーっっっvvv」
「ええいっ!ひっつくなっ!」
「ヂィーッv ヂィーッv」
「ヂィーッ! ヂィーッ! ヂィーッ!」

 そして爆とジバクくんはオカマであるアリババとヒバナに引っ付かれ鬱陶しい想いをしていた。いっそのこと聖霊を使ってやろうかとも思ったが宿屋で使うわけにもいかず踏みとどまっている。

「ひゅーひゅーっ、熱いねお二人さんっ」
「アリババーっ、幸せになれよーーっ!」
「ありがとーーーっvv」

 食堂の客たちも酔っているためか二人を囃し立てていた。

「アリババもこりないわよねぇ。そう思わない? カ……あら?」

 先ほどまでピンクの隣にいたカイが姿を消していた。

 なぜか探した方が良いような気がしたピンクはカイを探しに食堂を出て行った……。





 


亮祐:はい、distress U。ここはまだ暗くはない。
翔:まだ始まったばっかだしな。
亮祐:次から段々と暗くなるのでご注意を……。
翔:いや、次もまだ大丈夫だろ……。


BGM:なし

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