「零式マテリアル」様より
「消毒液の匂いの中で見る夢」

マンマミーヤ

Story
わかってる。
ちゃんと、理解してる。
それでも 私は―――。

01.目を伏せれば感じる気配

2008/12/30
小説。桜&マサト。
雛城学園の大学部周辺では、本日の講義を終えた大学生達が思い思いの時間を過ごしていた。
構内を一人の女が歩いている。
女、小此木桜は一ヶ月前に家族全員を一度に亡くしていた。
「もう決めたんです。わたしだってももう19だし、自立するにはいい機会です」
「遠距離的な10のお題」の「目を伏せれば感じる気配」。Galleryにも置いてます。
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