障害  性別  心  狂気  月光  殺人鬼

 

それは、ほんの一歩踏み外すだけで落ちてしまうような、そんな綱渡りみたいな日常。

 

雛城。

大きく分けて二つのエリアで構成される巨大都市。
昔からの町並みを残した旧市街と、川一つ挟んで近代的な開発か進んでいる新市街で構成されている。
しかしどこか閉鎖的で、毎月人口の一割前後が増減し、都市伝説が存在している少し不思議な都市。

 

これは、そんな都市で生きる、白い少女の悲劇と絶望と、希望。

 

人物紹介

公開作品

第一回                                                     
白と黒だけじゃあないのです。
灰色だってあるのです。
これは、そんな ぼくら グレー色 の物語。
 
第二回                                                     
学園の帰りにここへ寄るのがボクらの日課だ。
雛城新市街の歓楽地は眠ることを知らない。
いかなる時も多くの人々が喧騒と共に行き交い、光が絶えることがない。
それは、永遠に変わらない。